【ニューセラミック手造り豆腐茶碗】
「どうして電子レンジでお豆腐が作れるの?」
お豆腐の作り方、素材と原理

お豆腐の作り方 ニューセラミック手造り豆腐茶碗

レンジでチン!500g=約6分30秒、200g=約3分で出来上がり
1. 冷蔵庫から取り出した冷たい豆乳とにがりを「手造り豆腐茶碗」に入れる。
2. 大きめのスプーンなどを用いて底から良く攪拌する。
 (にがりが良く分散し、泡立てないよう丁寧に行なって下さい。)
3. 蓋をして電子レンジの中央に置き加熱します。
・500g用手造り豆腐茶碗(材料:豆乳500g+にがり6ml) 500W=約6分30秒 600W=約6分
・200g用手造り豆腐茶碗(材料:豆乳200g+にがり2ml) 500W=約3分 600W=約2分30秒
 ※加熱時間は電子レンジの機種や出力によって多少異なりますので加減して下さい。
 ※加熱後、蒸らしを2〜3分すると豆腐が安定します。
 ※使用材料(豆乳とにがり)は、とうふすていしょん純正品を基準としています。
4. 電子レンジから取り出す際は、茶碗自体が大変熱くなりますので、ミトン等を使用して下さい。
 お豆腐の出来上がりです。

「どうして電子レンジでお豆腐が作れるの?」ニューセラミック手造り豆腐茶碗の素材と原理
■「手造り豆腐茶碗」の素材
 この素材は、佐賀県窯業技術センターと有田焼窯元が共同で開発し、特許出願中です。特徴は電子レンジのマイクロ波をこの素材が「吸収→蓄熱→放熱」する点です。豆腐の凝固に適する遠赤外線も放射します。
■「手造り豆腐茶碗」の原理
 開発した器(うつわ)は、新開発セラミックの特徴であるマイクロ波を一時蓄熱し、かつ遠赤外線を放射する性質を利用しています。

例えば、何も入れない状態で、600Wの電子レンジで2分間加熱すると、普通の陶磁器は40〜60℃程度にしかならないのに対し、ニューセラミック手造り豆腐茶碗は185℃まで熱くなります。これは、マイクロ波を器が受け止めている証拠。

普通の陶磁器でも、器がかなり熱くなるのは、食材の温まった熱が器に伝わるためです。

 普通の陶磁器の場合、マイクロ波が吸収されて熱に変わる割合がゼロに近く、電子レンジのマイクロ波が透過するため、豆乳に直接作用し、器の周辺部分の豆乳が急速に凝固し、マイクロ波が届かない中央部は固まりにくいという凝固ムラが起こります。
しかし、この新開発セラミックは、一旦容器がマイクロ波を受け止め、その後に発熱するため、熱伝導によりゆっくりと豆乳が温まります。
 また遠赤外線に関して、どの陶磁器も釉薬(ゆうやく)などに含まれる金属物によって多少の遠赤外線を放射しますが、この新開発セラミックは、遠赤外線の放射ピークが豆腐の凝固温度に合致しているため、ムラのない豆腐を作ることが出来ます。



お豆腐作りのポイント

ポイント1 豆乳を冷蔵庫から取り出したら、豆乳の温度が上がる前に作りましょう。
【理由】豆乳が温まると豆乳(大豆蛋白)とにがり(塩化マグネシウム)との反応速度が上がり、にがりを添加した箇所から凝固が始まる。この状態では攪拌しても完全にはにがりが分散しないので均一な豆腐になりません。
ポイント2 にがりが全体に行き渡るように、ヘラを立てて隅から隅へ10回位底から攪拌しましょう。泡立てないように、よく混ぜてください。
【理由】にがりが均等に行き渡らない場合、出来上がりの豆腐が柔らか過ぎたり、ムラが出来る可能性があります。

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